色彩検定にはじめて挑戦する場合、つまり、これまで「色彩」「カラーコーディネート」という世界と全く無縁であったが、今回初めて検定合格を目指す、という方向けに、私自身が検定に合格したときの経験も交えて、そのコツを書きたいと思います。
まず、色彩検定、3級、2級は、その内容に重なる部分もあります。
2級の内容は、ほぼ3級の内容を深化させたものですので、ここではあえて、3級、2級の併願をお勧めします。もちろん、検定料もかかりますし、当日のスケジュール的なものもありますので、必ず併願しろというわけではありません。
ただし、3級、2級の内容をともに学習することで、それぞれの内容が相互補完的に知識として身につきますし、色彩検定の場合、カラーコーディネーター検定と比較して、暗記する量はそれほど多くありませんので、一気に3級、2級を駆け抜けたほうが効率的です。2級の内容をある程度理解できれば、それはベースとなる3級の内容はそれだけ確実に押さえられていることになります。2級が合格ラインに達しなくても、3級は悠々合格ラインに達するはずです。3級だけ学習するよりも、3級、2級併願を念頭に学習してみましょう。
具体的な勉強法を次の項で書きたいと思いますが、大きく次の内容がありますので、それぞれ身近なもの、そうでないものに分けて、学習時間の配分を考えましょう。
これはなかなかなじみのない分野です。○○色と一般的に言われているものでも、明度、彩度などによって変化していきます。これは、テキストをしっかりと読み込んで、頭に入れましょう。また、色名は色と名前を一致させなければなりません。カラーカードを使って、色名と実際の色が一致するようにとにかく反復あるのみです。
特にトーンや配色技法については、配点も高く、得点源にしたいものです。トーンの図については、完璧に暗記できるようにしましょう。どちらかといえば、左脳的に暗記するのではなく、右脳を使って、その図を画像として頭に焼き付けたほうが忘れないと思います。
こちらは配点はそれほど高くありませんが、身近な内容であり、興味関心もわきやすい分野です。それほど時間をかけなくても、すんなりと理解できる人が多いのではないでしょうか。実際に自分のファッションや部屋のインテリアなどを「比較対象」にすれば、楽しみながら学習を深めることができる分野です。
色彩検定合格のコツといっても、しっかりとテキストを読み、反復学習をするという当たり前のことが前提にならざるを得ませんが、学習の時間配分や「併願の効用」については、本項を読んでみて、一考していただければと思います。
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