色彩検定と同様に、色に関わる能力を測定する検定試験として、『カラーコーディネーター検定試験®』というものがあります。
カラーコーディネーター検定試験は、東京商工会議所(及び各地商工会議所)主催の検定試験で、色彩検定から遅れること数年後に第1回試験が実施されて現在に至っているものです。
商工会議所という経済団体が主催しているものだけあって、実際に産業やビジネスに役に立つ色彩、という観点から検定試験内容は構成されています。
特徴としては、日本工業規格(JIS規格)を基本にした内容となっていて、光学や色彩体系といった分野に力点が置かれています。工業界、産業界における色彩という観点からの検定試験ですので、数式や理学的内容も含み、受験者は、色彩検定と比べると男性の比率が多くなっています。
一方、色彩検定では、力点が置かれているのは、配色や色彩調和論、色彩心理といった分野であり、そのあたりの違いが受験者層にも現れています。
色彩検定はカラーコーディネーター検定と比較すると、女性、若い人が多いのが特徴的です。
3級、2級は色彩検定と同じような形式ですが、カラーコーディネーター検定の1級は、「1級(ファッション色彩)」「1級(商品色彩)」「1級(環境色彩)」という3つのカテゴリーが存在し、それぞれ受験することになります。各○○色彩は試験問題も別なので、1級を制覇するためには、3回受けてそれぞれに合格する必要があります。
難易度的には、3級、2級で比較すると、カラーコーディネーター検定のほうが難しいようで、よく言われるのが、色彩検定の2級とカラーコーディネーター検定の3級が同じくらいの難易度、ということです。尤も、試験内容が上記のように同じわけではありませんので、単純にどっちが難しい、簡単だと断定はできません。
以下のような対比で語られることもあります。あくまで受験者の方の興味、関心、方向性ということになるでしょうね。
テキストはカラー図版を多用している。単語でいえば、「やわらかい」「右脳的」「文系」。試験によって「美的感覚」や「センス」を養成する。カラーカードや着色実習の経験があって、はじめて試験の知識が活かされる。
テキストは数字や文字が多い。単語でいえば、「堅い」「左脳的」「理系」。試験によって理論的な導きの方法を養成する。論理的思考が必要で、実践とは別に、用語の意味や使い分けを正しく理解することで試験の知識が活かされる。
|
[通信講座情報]
|
特にヒューマンアカデミーの色彩検定講座は、「2級…毎年3000人以上の合格。合格率76.97%」「AFT色彩検定1級合格者占有率No.1」などの実績があります。資料請求でもらえる資料にも情報が満載なので資料だけでも取り寄せをして情報収集するのをお勧めします。